9月に入り天候が不安定で心配されましたが、無事上棟を迎えることができました。
今回は施主様の御好意により上棟式を執り行いました。最近はされない場合もありますが、やはり式があると一つの区切りとして身が引き締まります。
2礼2拍手1拝の後、鎹打(かすがいうち)の儀(大工さんが水引付きのかすがいを打込む)、清めの儀と続きます。
四方の柱を清めていきます。
続いて御幣掲揚の儀。棟梁に御幣を揚げていただきました。
最後にお神酒授与、乾杯で無事に式は終了です。
建方工事(木造の柱や梁を建てていく工事)の開始から3日目になるため、既に屋根と外壁下地の一部もできています。
屋根の断熱には天井上に断熱材を敷きつめる天井断熱と、屋根の直下に断熱材がくる屋根断熱があります。天井断熱では小屋裏(屋根と天井の間)の温度が高くなり過ぎて断熱性が落ちることが懸念されるため、ここでは手間がかかりますが屋根断熱を採用しています。
柱梁が組み上がり、改めて眺望の良さを再確認できました。一部保留となっていた窓の在り方も施主様立会いで決定し、壁下地・サッシ工事に移っていきます。