Diary of Takashi Otsuka Architect Office



育誠学館完成見学会のお知らせ
当ブログにて経過報告しております加古川市の学習塾「いくせい塾」さんの新教室、「育誠学館」がいよいよ完成に近づいて参りました。
この度お施主様のご厚意により、11/13(日)に完成見学会を開催させていただくことになりました。皆様是非御参加下さい。



予約などは無くても構いませんが、メールやコメントにて御一報いただければ幸いです。

<アクセス>
JR神戸線加古川駅より
神姫バス東神吉小学校行き→終点東神吉小学校下車徒歩3分
神姫バスウェルネスパーク経由宝殿駅行き→神吉下車徒歩7分
バス時刻表→ http://navi.shinkibus.jp/snk/html/20001_3.html

※バスの本数が少ないためご注意ください。
※駐車スペースが限られているため、お車にてお越しの方は御相談させていただきますのでお知らせ下さい。

大きな地図で見る
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目神山の家6 − 断熱
屋根や外壁下地と並行して、室内側では断熱工事が進みます。


ここで採用しているグラスウールの充填断熱では、室内側からの湿気を防ぐための気密処理がカギになります。柱・間柱・梁に防湿シートを留めていきます。


下の写真右上のような配管貫通部分は気密テープでしっかりと処理をします。


断熱について、現在広く採用されている基準は、長期優良住宅等の条件ともなっているいわゆる次世代省エネ基準です。
今回はお客様の要望で、また事務所の方針でもあるためこの基準をクリアするよう計画していますが、比較的コストをかけずに断熱性の向上を図れる壁などには基準より余裕を見込んだ性能を持たせています。

また、次世代省エネ基準にはトレードオフ規定というものがあり、厚い断熱材が施工しづらい屋根などは断熱材を薄くして、その分外壁や窓の断熱性を上げることで基準をクリアできるようになっています。
この場合建物全体では数字上は必要な断熱性能がとれることになりますが、夏の屋根への日射対策に不安があるため、屋根断熱には熱線を反射する遮熱フィルム付の断熱材を使うことで対応しています。
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目神山の家5 − 屋根
中間検査が終わると、建物内外の工事が同時進行で一気に次の段階へ入ります。

この日は屋根工事です。ここでは耐候性の高いガルバリウム鋼板を採用しています。

本体の屋根は突起の出ない平葺きという葺き方です。このような横長の板をかみ合わせながら下から上へと葺きあげて行きます。下に見える緑色のシートはアスファルトルーフィングという防水シートで、鋼板とシートで二重に止水を図る構造です。


木造建物に金属板葺きなので、雨音対策として防音効果のある接着剤を使用します。その名も「オトナシエース」。建材にはなぜかこういうネーミングが多いです・・・


1日でここまで葺き上がりました。
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